※劇場版捏造エンディングその3の後日談。
エドもアルもハイデリヒ（健康体）も全員リゼンブールのロックベル家に滞在中。
「ごめんなさい、エドワードさん。あなたを傷つけるつもりなんかなかったのに……なんだか見境なくなって夢中で……」
「いや、オレが煽ったんだし……」
「でも……」
「……よかったぜ。おまえ、その気になると凄いのな。……でも、まあ、次からはもう少しお手柔らかに願うよ」
「うん……」
「ちょっと、兄さんっ、ハイデリヒさんっ、いったい何の話してるのさっ！？」
「あ、ア、アル君、あああ、ええと……（赤面）」
「カードゲームの話」
「え？ そうなの？」
「そ、こいつ本気出すと強いのなんの」
「ふぅん……。ならいいや」
「じゃあな、アル」
「……なんとか誤魔化せたか。でもアイツも気づいているみたいなんだよな」
「エドワードさん……やっぱり家族がいるときにああいうことするのは……」
「いまのこの家は人がいない時のほうが珍しいってのに、それまで耐えろって？ それは無理」
「え、ちょ、ちょと待って、エドワ……」
「エド、悪いけど、これ直してくんない？ あら？」
「あ、よぉ……ウィンリィ」
「……何やってんの二人とも」
「あー、いやー、こいつにも組み手の手ほどきしてやろうかなーなんて」
「あら、そう。……今度から寝技に持ち込むときは、カギ閉めたほうがいいわよ。じゃ、お邪魔さま」
「お、おぅ」
「えーと……エドワードさん？」
「……やっぱこの家、やたらと邪魔が入る。……いっそ二人でセントラルにアパートでも借りるか？」
(2005/08/23)
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すみません、本当は漫画用のネームなんですけど、置き場所がないので、とりあえず拍手内に置いてみました。
状況的にはご想像の通りでございます。
「へたれハイデ×襲い受けエドたまにリバ←アル＋ウィンリィ」みたいなー。