アルフォンス・ハイデリヒさんから映像レターが届いています。
「みなさん、こんにちは。アルフォンス・ハイデリヒです。
えーと、いままで騙していてごめんなさい、実はあの葬式はフェイクでした。
僕はご覧の通り生きてます。
今はエドワードさんやアル君、それにホーエンハイムさんと一緒に世界平和のための仕事をしています。
いろいろあったけど、なんとか元気にやっています。
えーと、アル君、これでいいかな？」
「あと30秒あるからもう少ししゃべって」
「ええ、何を」
「パラレルワールドのことでも説明しとけよ」
「この世界では僕はエドワードさん一家と暮らしています。
別の世界の僕がロンドンのエドワードさんと暮らしているという噂も聞きました。
いくつもの世界に別の僕がいるんだと思います。そういった世界のどこかで、またみなさんにお会いできることを祈っています」
「はーい、カット！」
「ぶっつけ本番だけど上手くいったじゃないか、アルフォンス」
「もう震えが止まらなかったですよ。……あれ、アル君まだカメラ回しているの？」
「えへへ、オマケ映像だよ」
「恥ずかしいからやめてくださいよー。エドワードさん、カメラ止めてください」
「よっしゃ」
「えー、面白いのにー」
(2006/11/08)
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11月8日はハイデリヒの日ということで、特別小話。
無駄にアニメーションさせるのはとても楽しかったです。
日記に掲載したものをサルベージ。