ニコニコランキングメーカーを使用する-データの取得

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2-2.データの取得と除外チェック

 ニコニコランキングメーカーを使用して、タグ検索結果のデータ取得とフィルタリングを行います。

2-2-1.タグ検索によるリスト作成

 ニコニコランキングメーカーを使用して、タグ検索結果のデータを取得します。

 (1)ニコニコランキングメーカーの「リスト作成・更新」画面を出す。
 (2)「タグ検索」を表示し、パラメータを設定する。
  「検索ワード」欄は、1-2で作ったファイルから条件をコピー&ペーストすればよい。
  「ファイルへ出力」欄に、適当な出力ファイル名を入力する。(ここではgakupo_1203.txtとする)
  とりあえずフィルターは使用しない。
 (3)「リスト作成」ボタンを押すと、「タグ検索を開始します」というメッセージが表示されるので、検索が終わってリストが作成されるまで待つ。
 (4)出力ファイルを確認する。
  ※もしファイルが空だった場合は、ログインに失敗しているか、条件指定が誤っている。
  logフォルダ内のsearch0.html〜というファイルにタグ検索結果が保存されているかどうか調べてみるとよい。

タグ検索画面

※ニコニコランキングメーカーは、検索ワードによるタグ検索を行い、その結果から条件指定に合う投稿日のデータを抽出する。
詳細情報取得指定がある場合は、抽出したリストのうち指定以上のマイリスト数の動画にアクセスし、タグや再生・コメント・枚イリスト数などの情報を取得する。最後にマイリスト数、ポイント等を計算し、ソートして出力する。

2-2-2.フィルターによる除外処理

 タグ検索で取得したデータには、ランキング動画やカラオケ字幕動画などランキングの対象外となる動画が含まれています。
 手作業で削除してもよいのですが、タイトルから自動的に除外できるものも多くあります。そのような動画は、フィルターを使って除外処理を行うと、作業量の軽減になります。

 また、前回紹介した動画は対象外とする場合なども、フィルターを使って除外処理をすることができます。

 フィルタリングは、「タグ検索」でリストを作成するときだけでなく、作成済みのリストに対して使うこともできます。
 作成済みのリストに対して使うときには、「情報追加更新」画面で入力ファイルと出力ファイルを指定して行います。

 ここでは例として、タイトルに「ランキング」と入っている動画と、ボカロが使用されていないsm5370491を除外するフィルターを作り、2-2-1で取得したデータをフィルタリングしてみましょう。

[ng title]
ランキング
[ng video id]
sm5370491

 フィルターファイルの詳しい作成方法は、【ニコニコランキングメーカー配布サイト フィルター機能】を参照してください。

 (1)フィルターファイルを作成しておく
  がくぽ新曲ランキング用フィルター例(filter_gakupo.txt)
 (2)ニコニコランキングメーカーの「リスト作成・更新」画面を出す。
 (3)「フィルター」と「フィルター出力」にチェックを入れ、フィルターファイル名を入力する。
 (4)「ファイルから入力」欄に入力ファイル名を入力する。(ここではgakupo_1203.txt)
 (5)「ファイルへ出力」欄に出力ファイル名を入力する。(ここではrank_18.txt)
 (6)「情報追加・更新」タグをクリックして、画面を出す。
 (7)「再計算・並べ替え・フィルタリング」ボタンを押して、再計算を行う。
   除外されたデータはrank_18_filter.txtに出力される。

フィルタリング画面

2-2-3.手作業で最終チェック

 フィルタリングの済んだデータをExcelなどの表計算ソフトに読み込み(テキストエディタでも構いませんが、表計算ソフトのほうが見やすいです)、ランキング対象となる動画か否かをチェックをします。チェックのついでに投稿者名も確認して記載しておくとよいでしょう。

 集計結果からサムネを一覧にしたHTMLを作っておくと、作業が楽になります。私は以下の自作ツールで、集計データをHTMLに変換して作成してます。

抽出データからニコニコ動画リンクリスト作成
※Javascriptプログラムです。WindowsXP+Firefox3.03で動作確認しています。IEでは多分動きません。
出力形式を変えたい人は、HTMLソースをローカルに保存して、適当に書き換えてください。

 データがチェックできたら、順位付けをします。

 曲紹介する動画リストとエンディングでサムネのみを紹介する動画リストを作ります。
 このリストは、ニコニコランキングメーカーでの動画をダウンロードやプレイリスト作成、順位画像作成で使用します。
 投稿者名は動画説明やロックされたタグで確認して、入力されてなかったら手作業で入力します。
 抽出されたタグ(M列の値)も面白いものを残してあとは消しておきます。改行記号(\n)が入っていると、順位画像を作成するときに改行されてしまうので、「/」などに変えておきます。


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